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さらば中国人団体観光客?

大震災と原発事故で激減し、その後回復した中国から日本への団体観光客が、この夏以降再び減るかも知れない。そのワケは、中国側の法外な料金引き下げ要求に、日本側のコストカットが限界に達し、これ以上受け入れを続ければ、旅行社もホテルや旅館も立ち行かなくなるという、深刻な事情がある。中国人団体客の受け入れは、日中間の取り決めによって、日本の旅行社は中国で直接集客することができず、中国側が取りまとめた団体客をいわば言い値で受け入れてきた。その結果、中国側業者は募集価格からピンハネする自分の取り分を最大化するため、極端に安い料金を日本側に押し付け、ついに日本側もこれ以上の出血サービスに耐えられなくなったためだ。最近では往復の航空運賃と1週間程度の滞在費などを合わせ1日平均5000円以下という超安値にもかかわらず、中国人団体観光客の日本に対する評価は、主要対象15か国のうち下から2番目の低い評価だという。その原因に挙げられるのが、日本国内にある中国人経営の免税店と中国人添乗員が結託した土産品の押し売りで、1瓶3000円程度の日本の化粧水を1万円近い値段で売付け、その儲けを店と添乗員が山分けするといったカラクリが横行しているという。つまり、中国側の旅行社は受け入れ側の日本の観光産業を骨までしゃぶり、さらに中国人業者も団体客から金を巻き上げるという構図が見えてくる。そこには、日中双方の観光振興を図ろうとか、顧客の満足に奉仕しようなどの共存共栄精神は欠片もなく、儲けるだけ儲けてあとは野となれ山となれの、荒涼たる拝金主義が残るだけだ。共産党独裁下の汚職腐敗で増幅された精神の荒廃によるものななのか、ともあれことは観光にとどまらず日中関係の未来にも重くのしかかっている。

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Author:suwanoumi
PC勉強中の後期高齢男性。趣味は土いじりと読書、歴史ものが中心。今は桜にからむ日本と米国の交流の歴史を追いかけています。ブログは始めてまだ1日、これから楽しみです。

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